「1999年式のグランドチェロキーWJ、古いアメ車だから買取は厳しいかな…」
「15年以上前のジープだけど、まだ価値はあるの?」
ジープ・グランドチェロキー(WJ/WK型・1999-2010年式)は、アメリカンSUVの本格派として、今なお根強い人気を持つモデルです。
特に2代目WJ型(1999-2004年)と3代目WK型(2005-2010年)は、ジープブランドのフラッグシップとして高い走破性とラグジュアリー性を両立し、オフロード愛好家やアメ車ファンから高い支持を受け続けています。
しかし、生産終了から15年以上が経過した古い年式の輸入車は、一般的な買取店では「古い外車」として価値を正しく評価されないケースが少なくありません。
実際には、グレードや状態、整備記録の有無によって買取価格に大きな差が出るのが現実です。グランドチェロキーのような年式の古いアメリカンSUVは、輸入車旧車に強い専門店で査定を受けるか否かで、買取価格が数十万円単位で変わることも珍しくありません。
この記事では、グランドチェロキーWJ/WK型の買取相場の傾向から、査定で重視されるポイント、さらに高値売却を実現するための具体的な方法まで徹底解説します。
グランドチェロキー(WJ/WK型)とは?本格アメリカンSUVの系譜
ジープ・グランドチェロキーは、1993年に初代ZJ型が登場して以来、ジープブランドのフラッグシップSUVとして進化を続けてきました。
本記事で取り上げるWJ型(2代目)とWK型(3代目)は、「本格オフロード性能」と「オンロードでの快適性・高級感」を高次元で両立したモデルとして、ジープの黄金期を象徴する存在です。
グランドチェロキーの最大の特徴は、ジープ伝統の悪路走破性を持ちながら、高級SUVとしてのラグジュアリー装備を惜しみなく投入した点にあります。レザーシート、ウッドパネル、高級オーディオといった上質な内装に、4WDシステム「セレクトラック」や「クォドラトラック」を搭載し、都市部でもアウトドアでも活躍できる万能性を実現しました。
- 2代目WJ型(1999-2004年):本国モデル=WJ、輸出モデル=WG。4.0L直列6気筒と4.7L V8エンジンを設定
- 3代目WK型(2005-2010年):本国モデル=WK、輸出モデル=WH(日本導入モデルはWH)。独立懸架サスペンション採用で乗り心地が大幅向上
※日本で販売されたWK型は正確には輸出モデル「WH」ですが、一般には「WK」の呼称で広く知られています。
特にWK型は、従来のリジッドアクスルから4輪独立懸架サスペンションへ変更し、オンロード性能を大幅に向上させたことで評価を高めました。また、2005年の登場から2010年まで販売された「WK 10thアニバーサリーエディション」などの限定モデルも存在し、コレクターズアイテムとしての側面も持っています。
本記事では、この2つの世代(1999-2010年式)に焦点を当て、買取相場や査定ポイントを詳しく解説していきます。
グランドチェロキーWJ/WK型の買取相場傾向【2026年版】
グランドチェロキー(WJ/WK型・1999-2010年式)の買取相場は、世代・年式・グレード・エンジン仕様・走行距離・車両状態によって大きく変動します。
15年以上が経過した輸入SUVであるため、一般的な買取店では「古い外車」として低評価されがちですが、アメ車専門店や旧車に強い買取店では、グレードや整備状態を正当に評価してもらえる可能性があります。
ただし、WJ/WK型は古い年式のため、公開されている買取実績データが限られています。以下はあくまで相場の傾向としてご参考ください。実際の査定額は車両の状態や整備履歴により大きく変動します。
2代目WJ型(1999-2004年式)の相場傾向
WJ型は、生産終了から20年以上が経過しているため、現存数が減少しつつあります。特に4.7L V8エンジン搭載の「リミテッド」や「オーバーランド」といった上級グレードは、当時から人気が高く、状態の良い個体には一定の需要があります。
しかし、20年落ち以上という年式の古さから、一般的な買取相場は低い水準となっています。走行距離10万km超、修復歴あり、整備記録なしといった車両では、査定額が数万円〜数十万円にとどまるケースも少なくありません。
| グレード・エンジン | 走行距離 | 状態 | 買取相場傾向 |
|---|---|---|---|
| 4.7L V8 リミテッド | 8-10万km | 良好・整備記録あり | 状態により変動 |
| 4.0L 直6 ラレード | 10万km超 | 標準的 | 数十万円程度 |
| 全グレード | 15万km超 | 要整備 | 低額査定の可能性 |
※上記はあくまで目安です。実際の買取価格は、車両状態・修復歴・整備履歴によって大きく変動します。
3代目WK型(2005-2010年式)の相場傾向
WK型は、WJ型よりも新しい世代で、15年落ち前後の車両が中心となります。独立懸架サスペンションの採用やセレクテレインシステムの搭載により、オンロード性能が大幅に向上した世代です。
WK型の方がWJ型に比べて買取相場はやや高い傾向にありますが、それでも15年以上落ちの輸入SUVであるため、高額査定は期待しづらいのが実情です。
| グレード・エンジン | 走行距離 | 状態 | 買取相場傾向 |
|---|---|---|---|
| 3.7L V6/4.7L V8 ラレード | 6-8万km | 良好・整備記録あり | 状態により変動 |
| 5.7L V8 HEMI リミテッド | 8-10万km | 標準的 | 数十万円〜 |
| 低走行・極上車 | 5万km以下 | ディーラー整備済 | 高額査定の可能性あり |
| 全グレード | 10万km超 | 要整備 | 状態により低額査定も |
※上記はあくまで目安です。エアサスペンション車の場合、動作状態が査定に大きく影響します。
グランドチェロキーは国内のジープファンやアメ車愛好家からの需要に加え、海外への輸出ルートを持つ専門店では、国内相場を上回る査定額が提示されるケースもあります。
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世代・グレード別の特徴と査定評価
グランドチェロキーは世代やグレードによって装備や性能が大きく異なります。それぞれの査定での評価ポイントを詳しく見ていきましょう。
2代目WJ型(1999-2004年)の特徴
WJ型は、初代ZJの成功を受けて登場した2代目モデルです。丸みを帯びたデザインと高級感あふれる内装が特徴で、「本格オフローダー」と「ラグジュアリーSUV」の両立を実現しました。
- 4.0L 直列6気筒エンジン(ラレード等)
- 4.7L V8エンジン(リミテッド、オーバーランド等)
- セレクトラック/クォドラトラック4WDシステム
- レザーシート、ウッドパネル装備の高級内装
- リジッドアクスル(堅牢なオフロード構造)
👉WJ型では、4.7L V8エンジン搭載の「リミテッド」が査定で高評価を受けやすい傾向があります。
特に、整備記録が揃っており、エンジンやトランスミッションに不具合のない個体は、古い年式でも一定の評価を受けます。
3代目WK型(2005-2010年)の特徴
WK型は、従来のリジッドアクスルから4輪独立懸架サスペンションへと変更し、オンロード性能を大幅に向上させた世代です。セレクテレインシステムの搭載により、路面状況に応じた走行モード選択が可能となりました。
- 3.7L V6エンジン(ラレード等)
- 4.7L V8エンジン(リミテッド、一部グレード)
- 5.7L V8 HEMIエンジン(リミテッド、オーバーランド等)
- 4輪独立懸架サスペンション(乗り心地向上)
- セレクテレインシステム搭載
- クォドラリフトエアサスペンション(上級グレード)
👉WK型では、エアサスペンション搭載の上級グレードが高評価を受けますが、エアサスの故障は減額要因となります。
WK型はWJ型よりも新しいため、比較的現存数が多く、査定相場もやや高めとなる傾向があります。特に5.7L V8 HEMI搭載車は、そのパワフルな走りから根強い人気があります。
グランドチェロキーの査定額を左右するポイント
グランドチェロキーWJ/WK型を高く売るためには、輸入SUV特有の査定ポイントを理解しておくことが重要です。
以下の要素が、査定額に直接影響します。
エンジン・トランスミッションの状態
グランドチェロキーの査定で最も重要なのがエンジンとトランスミッションの状態です。V8エンジン搭載車は特にパワーと燃費のバランスが重要視されます。
- エンジンの異音・振動 – アイドリング時の安定性
- オイル漏れ・滲み – ヘッドカバー、オイルパン等
- ATの変速ショック – スムーズなシフトチェンジ
- 冷却系統の状態 – ラジエーター、ウォーターポンプ
- タイミングチェーン・ベルトの交換履歴
特に、V8エンジンのオイル管理が不十分な車両は、スラッジの堆積やタイミングチェーンの伸びが発生し、減額対象となります。
4WDシステム・エアサスペンション
グランドチェロキーの大きな魅力である4WDシステムとエアサスペンション(WK型上級グレード)の動作状態は、査定に大きく影響します。
- セレクトラック/クォドラトラックの動作状態
- トランスファーケースからの異音・オイル漏れ
- エアサスペンションのエア漏れ・コンプレッサー故障
- 車高調整機能の正常動作
- ドライブシャフトブーツの破れ
エアサスペンションの修理は高額になるため、正常動作していれば高評価、故障している場合は大幅減額となります。
ボディ・フレームの錆と腐食
15年以上経過した車両では、錆や腐食の状態が重要な査定ポイントとなります。特に降雪地域で使用されていた車両は融雪剤の影響を受けやすく注意が必要です。
- フレーム・シャーシの錆の発生状況
- 床下・サイドシル・ホイールアーチの腐食
- ドア下部・リアゲート周辺の錆
- 修復歴の有無(特にフレーム修正)
- 塗装の劣化・色褪せ
フレーム修復歴がある場合は大幅減額となるため、査定時には正直に申告することが重要です。
電装系・内装の状態
グランドチェロキーは高級SUVとして多くの電装装備を搭載しているため、電装系のトラブルが査定に影響します。
- パワーウィンドウ・サンルーフの動作
- エアコンの効き(コンプレッサー故障は減額要因)
- オーディオ・ナビゲーションの動作
- レザーシートの破れ・ひび割れ
- ウッドパネルの劣化
- メーター・警告灯の異常
レザーシートやウッドパネルは高級感の象徴であり、状態が良ければプラス評価となります。
整備記録簿・ディーラー点検の有無
古い年式の輸入車において、整備記録簿は査定額を大きく左右する重要な要素です。
- 正規ディーラーでの定期点検記録
- エンジン・ミッションの重整備履歴
- エアサスペンション交換履歴
- タイミングチェーン・ベルト交換履歴
- 新車時からの記録簿一式
記録簿がない場合でも、整備工場の領収書やメモがあれば査定時に提示することをおすすめします。
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一般買取店でグランドチェロキーが安く叩かれる理由
グランドチェロキーWJ/WK型のような古い年式のアメリカンSUVを一般的な中古車買取店に持ち込むと、本来の価値より安い査定額を提示されるケースが多く見られます。
「古い外車」として一律低評価される
一般買取店の最大の問題は、輸入SUVやアメ車の価値を正しく評価できないことです。
- 「15年以上前の外車は値がつかない」という固定観念
- V8エンジンを「燃費が悪い」としか評価しない
- ジープブランドの価値や歴史を理解していない
- エアサスペンションを「故障リスク」としか見ない
- 輸入車専用の販売ルートを持っていない
その結果、整備記録が揃った良好な個体でも「古い外車だから」という理由だけで安く買い叩かれてしまいます。
修理リスクを過大評価して減額する
アメ車や輸入SUVに詳しくない店舗では、「部品が高い」「修理費がかかる」という理由で過大に減額する傾向があります。
- 「外車は壊れやすい」→ 根拠なく大幅減額
- 「部品が入手困難」→ 実際には流通しているのに減額
- 「V8は売れない」→ 実際の需要を無視して減額
専門店であれば、現状のコンディションを正確に判断し、整備状態が良ければ適正価格で買取してもらえます。
グランドチェロキーを高く売る実践方法
旧車専門店・輸入車専門店で査定を受ける
グランドチェロキーWJ/WK型を高く売るための最も確実な方法は、輸入SUVやアメ車の価値を理解している専門店に査定を依頼することです。
- ジープブランドの価値を正しく評価
- V8エンジンやエアサスを価値として評価
- 輸入車愛好家向けの販売ルートを保有
- 海外輸出ルートで高値販売が可能
- グレードや装備の希少性を正当評価
旧車王は、10年以上経過した旧車の買取に特化した専門店として、グランドチェロキーのような輸入SUVの買取実績も豊富です。無料の出張査定にも対応しているため、「まずは愛車の現在価値を知りたい」という方でも気軽に利用できます。
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相見積もりのコツ
✅ 旧車専門店1社 + 一括査定サービスで比較するのが理想
✅ 査定額の根拠を必ず聞く:なぜこの金額なのかを確認
✅ 「他社でも査定中」と伝える:競合意識を持たせることで査定額アップの可能性
✅ 焦らず比較する:即決を迫られても、必ず複数社の査定結果を見てから判断
売却前の準備で査定額アップ
査定を受ける前に、以下の準備をしておくことで査定額アップが期待できます。
- 車内・エンジンルームの清掃
- 整備記録簿・ディーラー点検記録の整理
- エアサスペンション・4WDの動作確認
- スペアキー・取扱説明書・メンテナンスブックの確認
- カスタムパーツがある場合は純正部品も用意
特に、正規ディーラーでの整備記録がある場合は必ず申告しましょう。「ディーラーで管理されていた車両」は大きなプラス評価となります。
グランドチェロキーの売却タイミング
グランドチェロキーの相場は、車両の状態と市場動向に大きく影響されます。
大きな故障が発生する前に売却する
古い輸入車の売却で最も理想的なタイミングは、大きな故障やトラブルが発生する前です。
- エンジンからの異音・振動の増加
- ATの変速ショック・滑り
- エアサスペンションのエア漏れ・異音
- 4WDシステムの警告灯点灯
- オイル漏れ・冷却水漏れの悪化
これらの症状が出始めたら、完全に故障する前に査定を受けることをおすすめします。
本格SUVの希少性が高まっている今がチャンス
2010年以前のアメリカンSUVは、現在の環境規制や安全基準では生産できない「最後の世代」として、一部のファンから再評価されています。
特にV8エンジン搭載の本格オフローダーは、現行モデルでは実現できない魅力を持っており、状態の良い個体の希少性が高まっています。整備状態が良好であれば、今が売却の好機と言えるでしょう。
まとめ:グランドチェロキーを適正価格で売却するために
グランドチェロキーWJ/WK型を高く売るための重要ポイントを改めて整理します。
- 旧車専門店・輸入車に強い専門店で査定を受ける
- エンジン・4WD・エアサスペンションの状態が重要
- 整備記録簿・ディーラー点検記録を揃える
- 大きな故障が発生する前に売却する
ジープ・グランドチェロキー(WJ/WK型・1999-2010年式)は、本格オフローダーとラグジュアリーSUVを両立した名車として、2026年現在も根強い人気を誇っています。
特にV8エンジン搭載の上級グレードや、整備記録の揃った良好な個体は、適切な専門店で査定を受ければ、年式の古さを超えた評価を受けられることもあります。
「グランドチェロキーを手放すか迷っている」
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