「クラウンマジェスタを売りたいけど、高級セダンの価値を正しく評価してもらえるか不安…」
「ハイブリッドやV8エンジンは査定に影響する?」
トヨタ・クラウンマジェスタは、1991年の初代登場以来、クラウンシリーズの最上位モデルとして日本の高級セダン市場を牽引してきました。
特に5代目S200型(2009-2013年式)と6代目S210型(2013-2018年式)は、V8エンジンからハイブリッドへの転換期を経た最終世代として、VIPカーファンや旧車愛好家から高い評価を受けています。
現在では生産終了から数年が経過し、状態の良い個体であれば数十万円〜150万円台の買取価格も期待できる状況です。
しかし、一般的な買取店では高級セダンの装備や内装の価値を正しく評価できないケースが少なくありません。
クラウンマジェスタのような高級VIPセダンは、専門店で査定を受けるか否かで買取価格に数十万円の差が出ることも珍しくないのです。
この記事では、クラウンマジェスタ5代目・6代目の買取相場の傾向から査定で重視されるポイント、さらに高値売却を実現するための具体的な方法まで徹底解説します。
クラウンマジェスタ(5・6代目)とは?トヨタ高級セダンの頂点
クラウンマジェスタは、1991年に初代が登場したクラウンシリーズの最上位モデルです。
車名の「マジェスタ」は英語の「Majesty(威厳・荘厳)」に由来し、その名の通りクラウンとセルシオの中間に位置する高級VIPセダンとして開発されました。
5代目・6代目は、クラウンマジェスタの最終世代として、5代目が伝統的なV8エンジン、6代目がハイブリッド専用という大きな転換期を迎えたモデルです。
クラウンマジェスタの最大の特徴は、圧倒的な静粛性と後席の快適性を追求したショーファードリブン設計にあります。
エアサスペンション、リアシートのマッサージ機能、高品質な内装素材など、後席に乗る人のための装備が充実。企業の役員車や官公庁の公用車としても採用されてきた、日本を代表する高級セダンです。
- 5代目(S200型・2009-2013年):4.6L V8エンジン(386馬力)、4WDは4.3L V8
- 6代目(S210型・2013-2018年):3.5L V6ハイブリッド専用(システム出力359馬力)
- ボディサイズ:全長4,970-5,030mm × 全幅1,800-1,805mm
- 5代目グレード:Aタイプ、Cタイプ、Gタイプ、i-Four(4WD)
- 6代目グレード:ベースグレード、Fバージョン、Four(4WD)
特に本記事で取り上げる5代目・6代目は、2018年の生産終了により「マジェスタ」の名を冠した最後のモデルとなりました。
後継車種として2022年にクラウンクロスオーバーが登場しましたが、伝統的なFRセダンのマジェスタとは方向性が異なるため、旧型マジェスタは「日本的高級セダンの完成形」として再評価が進んでいます。
クラウンマジェスタ(5・6代目)の買取相場傾向【2026年版】
クラウンマジェスタ5代目・6代目の買取相場は、世代・グレード・年式・走行距離・内外装のコンディションによって大きく変動します。
特に5代目のV8エンジンモデルと6代目のハイブリッドモデルでは、買取相場の傾向が異なります。
ただし、クラウンマジェスタは高級セダンのため、実際の査定額は車両の使用状況や内装の状態によって大きく変動します。以下はあくまで一般的な傾向としてご参考ください。
5代目クラウンマジェスタ(S200型・2009-2013年)の相場傾向
5代目は、4.6L V8エンジンを搭載した伝統的なパワートレインの世代です。「Aタイプ」「Cタイプ」「Gタイプ」のグレード展開があり、4WDモデル「i-Four」(4.3L V8)も設定されていました。
| 年式 | グレード | 状態 | 買取相場傾向 |
|---|---|---|---|
| 2009-2011年 | 全グレード | 走行10万km以下・良好 | 数十万円〜80万円前後 |
| 2012-2013年 | Cタイプ・Gタイプ | 走行8万km以下・良好 | 70万円〜120万円前後 |
| 全年式 | 全グレード | 過走行・要整備 | 数万円〜数十万円 |
※上記はあくまで目安です。実際の買取価格は車両の状態・整備履歴によって大きく変動します。
6代目クラウンマジェスタ(S210型・2013-2018年)の相場傾向
6代目は、ハイブリッド専用となり、3.5L V6ハイブリッド(システム出力359馬力)のみの設定です。「ベースグレード」「Fバージョン」「Four(4WD)」の3グレード展開で、最終世代として装備が充実しています。
| 年式 | グレード | 状態 | 買取相場傾向 |
|---|---|---|---|
| 2013-2015年 | ベースグレード | 走行8万km以下・良好 | 80万円〜120万円前後 |
| 2013-2015年 | Fバージョン | 走行8万km以下・良好 | 100万円〜150万円前後 |
| 2016-2018年 | Fバージョン | 走行5万km以下・良好 | 120万円〜180万円前後 |
| 2016-2018年 | Fバージョン | 走行3万km以下・極上 | 150万円台〜200万円前後も |
| 全年式 | 全グレード | 過走行・要整備 | 数十万円〜 |
※上記はあくまで目安です。特に後期型(2016年以降)の低走行・ワンオーナー車は高額査定の可能性があります。
クラウンマジェスタは、国内の高級セダンファンからの根強い需要に加え、海外でも「日本のVIPカー」として注目を集めています。
高級セダンの販売ルートを持つ専門店では、一般買取店を上回る査定額が提示されるケースもあります。
世代・グレード別の特徴と査定評価
クラウンマジェスタは世代やグレードによって装備内容が大きく異なります。それぞれの査定での評価ポイントを詳しく見ていきましょう。
5代目(S200型・2009-2013年)の特徴
5代目クラウンマジェスタは、伝統的な大排気量V8エンジンを搭載した最後の世代です。4.6L V8エンジン(386馬力)に8速ATを組み合わせ、圧倒的なパワーと滑らかな加速を実現しました。
- 4.6L V8エンジン(386馬力)+ 8速AT
- 4WD「i-Four」は4.3L V8エンジン + 6速AT
- エアサスペンション標準装備
- リアシートマッサージ機能(上級グレード)
- プリクラッシュセーフティシステム
👉5代目では、V8エンジンの魅力から「Cタイプ」「Gタイプ」が高評価を受けます。
大排気量V8エンジンならではの余裕あるパワーと静粛性が、VIPセダンとしての価値を高めています。
6代目(S210型・2013-2018年)の特徴
6代目は、ハイブリッド専用となり環境性能と高級感を両立。マジェスタ最終世代として、トヨタの高級セダン技術の集大成となりました。
- 3.5L V6ハイブリッド専用(292馬力・システム出力359馬力)
- Toyota Safety Sense P(2015年以降)
- セミアニリン本革シート(Fバージョン)
- 18インチアルミホイール標準装備
- 4WD「Four」設定(E-Four)
👉6代目では、最上級の「Fバージョン」が最も高い査定評価を受ける傾向があります。
セミアニリン本革シートや専用装備の充実度から、VIPカーとしての需要が根強いモデルです。
クラウンマジェスタの査定額を左右するポイント
クラウンマジェスタを高く売るためには、高級セダン特有の査定ポイントを理解しておくことが重要です。
以下の要素が、査定額に直接影響します。
【6代目】ハイブリッドシステムのコンディション
6代目ハイブリッドモデルの査定で重要なのがハイブリッドシステムの状態です。特にハイブリッドバッテリーの劣化具合は、修理費用が高額なため査定に大きく影響します。
- ハイブリッドバッテリーの状態 – 劣化度・セル電圧のバランス
- EV走行可能距離 – バッテリー性能の指標
- システム警告灯 – ハイブリッド警告灯の点灯有無
- インバーター・モーターの状態 – 異音や動作不良
- 冷却水の管理状態 – ハイブリッドシステム用冷却水
特に、ハイブリッド警告灯が点灯している場合は大幅減額対象となります。査定前にディーラーで点検しておくことをおすすめします。
【5代目】V8エンジンのコンディション
5代目V8モデルの査定では、大排気量エンジンの状態が重要です。
- エンジンオイルの管理履歴(定期交換の記録)
- エンジンからの異音・オイル滲み
- タイミングチェーンの状態
- 冷却系統のメンテナンス状況
V8エンジンは適切にメンテナンスされていれば長寿命ですが、オイル管理が不適切だと大きな減額要因となります。
内装・シートのコンディション
クラウンマジェスタは高級セダンとして、内装の状態が査定に大きく影響します。
- 本革シートの状態(ひび割れ・色あせ・擦れ)
- ウッドパネルの状態(剥がれ・変色)
- 後席マッサージ機能の動作状態
- 天井内張りのヘタリ・シミ
- タバコ臭・ペット臭の有無
特に、6代目Fバージョンのセミアニリン本革シートは高級感の象徴であり、状態が良ければ大きなプラス評価となります。
エアサスペンションの動作状態
クラウンマジェスタの乗り心地を支えるエアサスペンションは、正常動作が査定の重要ポイントです。
- 車高の自動調整機能の動作
- エアサスの警告灯点灯有無
- コンプレッサーからの異音
- エアバッグの破れ・劣化
エアサスの修理は高額になるため、正常動作していれば高評価となります。
外装・ボディの状態
高級セダンとして、外装の美観は査定に直結します。
- 塗装の色あせ・クリア剥がれ
- 小傷・擦り傷の状況
- 修復歴の有無(骨格修正)
- メッキパーツの曇り・錆
- アルミホイールの傷・腐食
特に、ホワイトパール・ブラック系のボディカラーは人気が高く、状態が良ければプラス評価となります。
電装系・快適装備の動作状態
クラウンマジェスタは快適装備が充実しているため、電装系の動作不良は減額対象となります。
- 純正ナビゲーションの動作状態
- マルチインフォメーションディスプレイ
- リアシートモニター(装着車)
- パワーシート・シートヒーター
- パワートランクの開閉動作
全ての装備が正常動作することが理想ですが、特にマッサージ機能やシートヒーターの故障は減額要因となります。
整備記録簿・ディーラー点検履歴
高級セダンにおいて、ディーラーでの定期点検記録は信頼性の証明となります。
- トヨタディーラーでの定期点検記録簿
- ハイブリッドバッテリー点検履歴(6代目)
- エアサスメンテナンス記録
- 新車時保証書・取扱説明書
- スペアキー2本揃い
ディーラーでの定期点検履歴があれば、「大切に乗られていた車」として高評価を受けます。
一般買取店でクラウンマジェスタが安く叩かれる理由
クラウンマジェスタのような高級セダンを一般的な中古車買取店に持ち込むと、本来の価値より安い査定額を提示されるケースが多く見られます。
「古い高級車」として一律評価される
一般買取店の最大の問題は、高級セダンの装備や内装の価値を正しく評価できないことです。
- 「年式が古いから値がつかない」という固定観念
- 本革シートやウッドパネルの価値を評価できない
- エアサスを「故障リスク」としか見ない
- ハイブリッドバッテリーを過度に減額対象とする
その結果、状態の良い個体でも「古い高級車だから」という理由だけで安く買い叩かれてしまいます。
高級装備を過度に減額対象とする
高級セダンに詳しくない店舗では、充実した装備を「故障リスク」として過大に減額する傾向があります。
- 「ハイブリッドは壊れやすい」→ 根拠なく大幅減額
- 「エアサスは修理が高い」→ 一律減額
- 「電装系が多いから故障しやすい」→ 実際の状態を無視して減額
専門店であれば、現状のコンディションを正確に判断し、正常であれば高級装備は逆にプラス評価となります。
クラウンマジェスタを高く売る実践方法
旧車専門店で査定を受ける
クラウンマジェスタを高く売るための最も確実な方法は、高級セダンやVIPカーの価値を理解している専門店に査定を依頼することです。
- ハイブリッドシステム・V8エンジンの状態を正確に評価
- 高級装備を故障リスクではなく価値として評価
- VIPカーファン向けの販売ルートを保有
- マジェスタ最終世代としての希少性を正当評価
- グレードによる装備差を正確に把握
旧車王は、2000年代以降のネオクラシックカー買取にも対応した専門店として、クラウンマジェスタのような高級セダンの買取実績も豊富です。無料の出張査定にも対応しているため、「まずは愛車の現在価値を知りたい」という方でも気軽に利用できます。
一括査定サービスで複数社を比較する
専門店の査定額と合わせて、一括査定サービスを利用すると効率的に複数社の査定額を比較できます。
特徴: 最大10社へ一括査定依頼
強み: 45秒の簡単入力で申込み完了
メリット: 申込み後すぐに愛車の相場額がWeb上で確認可能
【公式サイト】ズバット車買取比較
特徴: 最大20社が査定、やりとりは高額上位3社のみ
強み: 電話ラッシュなし
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・最短3時間後に最大20社の概算査定額がWeb上で確認できる
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・最大20社が競い合うから、査定額が高くなりやすい
・すべての買取店に会わなくても査定額が比較できる
【公式サイト】MOTA車買取
*※MOTA実施アンケートより。回答数3,645件(回答期間:2023年6月~2024年5月)
👉️ 特にMOTA車買取は、一般的な一括査定サービスの「電話ラッシュ」のデメリットを解消しており、ストレスなく複数社の査定額を比較できます。
相見積もりのコツ
✅ 旧車専門店1社 + 一括査定サービスで比較するのが理想
✅ 査定額の根拠を必ず聞く:なぜこの金額なのかを確認
✅ 「他社でも査定中」と伝える:競合意識を持たせることで査定額アップの可能性
✅ 焦らず比較する:即決を迫られても、必ず複数社の査定結果を見てから判断
売却前の準備で査定額アップ
査定を受ける前に、以下の準備をしておくことで査定額アップが期待できます。
- 車内・トランクルームの清掃(特に後席)
- ディーラー点検記録簿・整備手帳の整理
- 取扱説明書・メンテナンスノート確認
- スペアキー2本揃いの確認
- ハイブリッド・エアサスの動作確認
特に、ディーラーでの定期点検記録は必ず提示しましょう。「丁寧にメンテナンスされていた証拠」として大きなプラス評価となります。
クラウンマジェスタの売却タイミング
クラウンマジェスタの相場は、車両の状態とマジェスタブランドへの需要に大きく影響されます。
高額修理が発生する前に売却する
高級セダンの売却で最も理想的なタイミングは、ハイブリッドバッテリーや高額修理が発生する前です。
- 【6代目】ハイブリッド警告灯の点灯
- 【6代目】EV走行可能距離の大幅減少
- 【5代目】V8エンジンからの異音・オイル消費増加
- 【共通】エアサスの警告灯・車高異常
- 【共通】電装系の複数箇所で不具合
- 【共通】内装の本革劣化・ウッドパネル剥離
これらの症状が出始めたら、完全に故障する前に査定を受けることをおすすめします。
マジェスタ最終世代としての希少性が高まっている今がチャンス
2018年に生産終了したクラウンマジェスタは、「マジェスタ」の名を冠した最後のモデルです。
2022年に登場した新型クラウンはクロスオーバーSUV化され、伝統的なFRセダンのマジェスタとは方向性が異なります。「日本的高級セダン」としての希少性が高まっている今が売却の好機と言えるでしょう。
まとめ:クラウンマジェスタを高値で売却するために
クラウンマジェスタを高く売るための重要ポイントを改めて整理します。
- 高級セダン・VIPカーに強い専門店で査定を受ける
- 【6代目】ハイブリッドシステムの状態が重要
- 【5代目】V8エンジンのメンテナンス履歴を提示
- 内装・本革シートの美観を保つ
- エアサスペンションが正常動作していることを確認
- ディーラー点検記録簿があれば必ず提示
- 高額修理が発生する前に売却する
トヨタ・クラウンマジェスタ(5代目S200型・6代目S210型・2009-2018年式)は、日本の高級セダンの完成形として、2026年現在も根強い人気を誇っています。
特に6代目最上級「Fバージョン」や5代目V8モデルは、国内のVIPカーファンや法人需要があり、適切な専門店で査定を受ければ期待以上の査定額が提示されることもあります。
「クラウンマジェスタを手放すか迷っている」
「高級セダンだけど年式が古いから査定額が心配」
という方は、まずは無料査定を受けてみることをおすすめします。査定だけでも無料で対応しているため、気軽に相談してみてください。

